UX KANSAI #番外編 リフレーミングをしてみる会 2016年12月22日

UX KANSAI番外編としてリフレーミングをしてみる会に参加。

本編の内容を作り出すことに必死で構成要素がしっかり作り出せていない、と感じていたところに「リフレーミングができていない」とのご指摘を受けたあと、事務局の方の御厚意により番外編が開催されることに。参加してみた。

《最悪シナリオのリフレーミング

過去のセミナーでは、一番最悪な体験をする旅を作り、リフレーミングにてサービスを作り出すというようなもの(だった?)。
とにかく難しかった、という印象。

《オズボーンのチェックリスト》

今回行ったのはオズボーンのチェックリストを使う。具体的には参加者で現在のアイデアをシェアし、リストを使ってリフレーミングした。

ところが、リフレーミングしようとすると所々で過去に考えた内容やそこから先に進めなくなったいきさつなどが顔を覗かせ、否定的な意見を発してしまう。結果として流れが止まり、手もとまる。とにかく否定せずに意見を発展させ、ドンドン吐き出していくことが重要だと感じた。

《革新性、独自性、実現性、7億円規模》

出てきたアイデアを全て集めて投票する。基準は4つ(だったような…)。この基準をもとに、個人の主観で投票。革新性(アイデア)などは投票しやすいが、7億円(現実)は難しい。

…今回はこの辺りでメンバーが増え、それぞれの取り組みへと派生していく。

《価値から考える》

価値レベルから派生させる。特定の価値からアイデアを広げる。アイデアの根拠があるのが魅力。集約もしやすい。この考え方を使ううちに新たなペルソナの必要性を感じる。

《実現性から考える》

7億という決定事項から、取りうる方法が限られてくる。FWに当てはめて取りうる形から考える。
※話し半分だったので詳細不明。

《習慣は重力 現実は引力》

フレーミングで習慣から脱出し、7億円とは程よく離れた良い関係を築く必要がある。できていないこと、進む先、そのイメージはつかむことができた気がする。

《目的は模倣困難性の獲得》

こうした作業を通じて、しまなみ海道に存在する模倣困難性を獲得すること。浅野先生の「今回のアイデアはどれもしまなみ海道じゃなくてもいいよね」「リフレーミングが足りない」とはそういうことかなと理解した。
モノではなくコトを目指すが、現実(しまなみ海道)に繋がりつつ可能な限り離れることを目指す。あと2回だがさらに学びを深めたい。

今回のワークに参加した皆さま、ありがとうございました。